チームビルディング研修の企画で悩んでいる人事担当者や研修講師の方へ向けて、効果的なゲーム選びや実施方法について解説します。
コミュニケーション向上やチームワーク強化を目指す研修を企画する際の参考として、ぜひ最後までお読みください。
>>緊張をほぐすアイスブレイクゲームのおすすめをすぐに知りたい方はこちら
>>コミュニケーション力を高める対話型ゲームのおすすめをすぐに知りたい方はこちら
>>チームワークを強化する協力型ゲームのおすすめをすぐに知りたい方はこちら
>>問題解決力を鍛える思考型ゲームのおすすめをすぐに知りたい方はこちら

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チームビルディング研修でゲームを使う3つのメリット

チームビルディング研修にゲームを取り入れることで、従来の座学形式では得られない多くの効果を期待できます。ここでは、研修でゲームを活用する主要なメリットについて詳しく解説していきます。
チーム内のコミュニケーションが活発になる
チームビルディングゲームの最大の効果は、参加者同士の自然なコミュニケーションを促進することです。普段の業務では話す機会が少ないメンバー同士でも、ゲームを通じて気軽に会話できるようになります。
ゲーム中は勝利を目指すという共通の目標があるため、役職や年齢の壁を越えて積極的な意見交換が生まれます。また、ゲームのルールという明確な枠組みがあることで、何を話せばよいか分からないという不安も解消されるでしょう。
研修後の職場でも自然なコミュニケーションが継続され、チーム全体の情報共有や連携がスムーズになることが期待できます。
メンバー同士の信頼関係が深まる
ゲームを通じて他のメンバーの新たな一面を発見することで、相互理解が深まり信頼関係の構築につながります。普段は見ることのできない同僚の創造性や判断力、協調性などを目の当たりにできるのがゲームの特徴です。
協力してゲームをクリアする過程では、互いの強みを活かし弱みを補い合う体験ができます。この共同作業により、チームメンバーへの信頼感が自然と育まれていくでしょう。
失敗や成功を共有する体験は、チーム内の心理的安全性を高める効果もあります。お互いを受け入れる雰囲気が醸成されることで、実際の業務でも率直な意見交換ができるチームへと成長していきます。
楽しみながら実践的なスキルが身につく
ゲーム形式の研修では、参加者が楽しみながら自然とビジネススキルを習得できるという大きなメリットがあります。座学では理解しにくい概念も、体験を通して学ぶことで深く理解できるようになります。
例として、問題解決ゲームでは論理的思考力や創造性が、チーム対戦ゲームでは戦略立案や意思決定のスキルが自然と鍛えられます。これらのスキルは実際の業務でも直接活用できる実践的な能力です。
楽しい体験として記憶に残るため、学習効果の定着率も高くなります。研修内容を日常業務で思い出しやすく、継続的なスキル向上につながることが期待できるでしょう。
【目的別】チームビルディング研修ゲームおすすめ20選

研修の効果を最大化するには、目的に応じて適切なゲームを選択することが重要です。ここでは、4つの目的別に厳選したチームビルディングゲーム20選をご紹介します。
初対面メンバーの緊張をほぐすアイスブレイクゲーム
新しいチームや初対面のメンバーが多い研修では、まず緊張をほぐし親近感を高めることが重要です。以下の5つのゲームは、短時間で実施でき、参加者の心理的ハードルも低いため、研修の導入に最適です。
自己紹介ビンゴ
所要時間 | 10分 |
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参加人数 | 6〜20人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
参加者それぞれの特徴や趣味を書いたビンゴカードを使って、該当する人を探し当てるゲームです。実施時間は10分程度で、紙とペンがあれば簡単に始められます。
バースデーライン
所要時間 | 5〜10分 |
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参加人数 | 8〜30人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
参加者が声を出さずに、誕生日順に一列に並ぶゲームです。所要時間は5〜10分程度で、特別な道具は必要ありません。
グッドアンドニュー
所要時間 | 5〜15分 |
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参加人数 | 4〜12人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
参加者が最近あった良いことや新しい発見を1分程度で発表し合うゲームです。道具は不要で、5〜15分程度で実施できます。
共通点探しゲーム
所要時間 | 10分 |
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参加人数 | 4〜20人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
ペアまたは小グループになって、メンバー同士の共通点をできるだけ多く見つけるゲームです。実施時間は10分程度で、特別な準備は必要ありません。
メイク10
所要時間 | 5分 |
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参加人数 | 2〜12人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
4つの数字を使って計算式を作り、答えを10にするゲームです。紙とペンがあれば実施でき、所要時間は5分程度です。
コミュニケーション力を高める対話型ゲーム
効果的なコミュニケーションスキルの向上を目的とした研修では、以下の5つのゲームが効果的です。これらのゲームを通じて、聞く力、伝える力、理解する力を総合的に鍛えましょう。
伝言ゲーム
所要時間 | 10分 |
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参加人数 | 6〜15人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
最初の人が聞いた内容を次の人に正確に伝えていき、最後の人が発表するゲームです。道具は不要で、10分程度で実施できます。
似顔絵ゲーム
所要時間 | 15分 |
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参加人数 | 4〜20人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
ペアになって、相手の顔を見ながら似顔絵を描き、その後お互いの絵を見せ合うゲームです。紙とペンがあれば実施でき、15分程度で完了します。
ストーリーテリング
所要時間 | 20分 |
参加人数 | 4〜12人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
与えられたキーワードを使って、グループで一つの物語を作り上げるゲームです。紙とペンがあれば実施でき、20分程度で楽しめます。
質問ゲーム
所要時間 | 15分 |
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参加人数 | 4〜16人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
決められたテーマについて、参加者が交代で質問を考え、それに答え合うゲームです。特別な道具は不要で、15分程度で実施できます。
連想ゲーム
所要時間 | 10分 |
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参加人数 | 6〜20人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
最初の単語から連想される言葉を順番に発表していき、チーム全体で長い連想の鎖を作るゲームです。道具は不要で、10分程度で楽しめます。
チームワークを強化する協力型ゲーム
チーム全体で一つの目標に向かって協力する体験を通じて、協調性とチームワークを高めましょう。以下の5つのゲームは、メンバー同士の連携が成功の鍵となるため、チーム力向上に効果的です。
マシュマロ・チャレンジ
所要時間 | 20分 |
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参加人数 | 4〜8人 |
必要料金 | 500円程度(材料費) |
難易度 | ★★★☆☆ |
パスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って、できるだけ高いタワーを作り、その頂上にマシュマロを置くゲームです。材料費は数百円程度で、20分で実施できます。
ペーパータワー
所要時間 | 15分 |
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参加人数 | 3〜6人 |
必要料金 | 100円程度(新聞紙代) |
難易度 | ★★☆☆☆ |
新聞紙だけを使って、できるだけ高いタワーを作るゲームです。材料は新聞紙のみで、15分程度で実施できます。
ヘリウムリング
所要時間 | 10分 |
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参加人数 | 6〜12人 |
必要料金 | 1,000円程度(フラフープ代) |
難易度 | ★★★☆☆ |
チーム全員で輪になり、指一本ずつでフラフープを支えながら、床まで下ろすゲームです。フラフープ1つあれば実施でき、10分程度で完了します。
ブラインドスクエア
所要時間 | 15分 |
参加人数 | 6〜12人 |
必要料金 | 1,500円程度(ロープ・アイマスク代) |
難易度 | ★★★★☆ |
目隠しをした状態で、チーム全員がロープを持って正方形を作るゲームです。ロープとアイマスクがあれば実施でき、15分程度で楽しめます。
人間知恵の輪
所要時間 | 10分 |
参加人数 | 6〜12人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
参加者が手をつないで複雑に絡まった状態から、手を離さずに元の輪に戻るゲームです。道具は不要で、10分程度で実施できます。
問題解決力を鍛える思考型ゲーム
論理的思考力や創造性、戦略的思考など、ビジネスに直結するスキルを養うゲームです。以下の5つのゲームは、楽しみながら高度な思考力を鍛えることを目的とし、管理職研修などにも適しています。
マーダーミステリー
所要時間 | 90〜180分 |
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参加人数 | 4〜8人 |
必要料金 | 3,000〜8,000円(シナリオ代) |
難易度 | ★★★★☆ |
参加者それぞれが登場人物を演じながら、事件の真相を解明していく推理ゲームです。シナリオによって異なりますが、90分〜3時間程度で実施でき、深い思考と協力が求められます。
複雑な情報を整理し、論理的に推理を進める能力が鍛えられます。また、他の参加者との情報共有や議論を通じて、コミュニケーション能力も同時に向上する効果があります。
ワンナイト人狼
所要時間 | 15分 |
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参加人数 | 3〜10人 |
必要料金 | 1,500円程度(カード代) |
難易度 | ★★★☆☆ |
短時間で楽しめる推理ゲームで、プレイヤーが村人チームと人狼チームに分かれて行います。カードがあれば実施でき、15分程度で完了します。
限られた情報から相手の正体を見抜く洞察力と、自分の立場を有利にする説得力が同時に求められます。短時間で集中的に思考する体験により、判断力の向上も期待できるでしょう。
ロールプレイング
所要時間 | 30分 |
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参加人数 | 4〜12人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★★★☆☆ |
実際のビジネスシーンを想定した役割演技を行い、様々な立場からの視点を体験するゲームです。シナリオ資料があれば実施でき、30分程度で実施可能です。
相手の立場に立って考える力や、状況に応じた適切な対応力が身につきます。実際の業務で遭遇する可能性の高いシチュエーションを疑似体験することで、実践的なスキルの向上につながります。
ケーススタディ
所要時間 | 60分 |
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参加人数 | 4〜8人 |
必要料金 | 無料 |
難易度 | ★★★★☆ |
実際の企業事例や仮想的なビジネス課題について、チームで分析し解決策を検討するゲームです。事例資料があれば実施でき、60分程度で深く議論できます。
多角的な視点から問題を分析し、チーム全体で最適解を導き出す過程で、論理的思考力と協調性が同時に鍛えられます。実際のビジネスシーンで直面する課題解決のプロセスを体験できる貴重な機会となるでしょう。
ブレインストーミング
所要時間 | 20分 |
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参加人数 | 4〜10人 |
必要料金 | 500円程度(付箋・模造紙代) |
難易度 | ★★☆☆☆ |
設定されたテーマについて、制限時間内にできるだけ多くのアイデアを出し合うゲームです。付箋と模造紙があれば実施でき、20分程度で多くのアイデアを生み出せます。
批判を禁止し、自由な発想を促進するルールにより、創造性が最大限に発揮されます。他のメンバーのアイデアから刺激を受けることで、さらに新しい発想が生まれる相乗効果も期待できます。
チームビルディング研修でゲームを成功させる5つのポイント

研修でゲームを実施する際は、ただ楽しむだけでなく、明確な目的意識を持って進行することが重要です。ここでは、ゲームの効果を最大化し、研修目標を達成するための重要なポイントを5つご紹介します。
ポイント1.参加者のレベルに合わせたゲーム選び
研修の成功には、参加者の経験値や関係性に適したゲームを選択することが不可欠です。初対面のメンバーには心理的ハードルの低いアイスブレイクゲームから始め、既存チームには高度な協力が必要なゲームを選ぶなど、段階的なアプローチが効果的です。
また、チームの現在の課題や目標に直結するゲームを選ぶことで、参加者のモチベーションも高まり、研修後の行動変容につながりやすくなります。
ポイント2.適切な時間配分と進行管理
限られた研修時間を有効活用するためには、ゲームの時間配分と全体の進行管理が重要になります。ゲーム自体の実施時間だけでなく、ルール説明、振り返り、次のセクションへの移行時間も含めて計画を立てることが必要です。
また、ゲーム間の休憩時間も計算に入れることで、参加者の集中力を維持し、最後まで質の高い研修が提供できます。
ポイント3.全員が参加しやすい雰囲気作り
チームビルディングの効果を最大化するためには、参加者全員が積極的に関われる環境づくりが欠かせません。内向的な性格の人や発言が苦手な人でも自然に参加できるよう、多様な参加方法を用意することが重要です。
チーム分けの際も、普段関わりの少ないメンバー同士を組み合わせるなど、新しい関係性が生まれる工夫を取り入れることで、より多角的な学びと交流を促進できます。
ポイント4.ゲーム後の振り返りタイムの確保
ゲームを実施して終わりではなく、体験した内容を言語化し、学びを定着させる振り返りの時間が研修の成果を左右します。「何を感じたか」「どんな発見があったか」「今後どう活かすか」といった観点で、体系的に振り返る時間を設けることが重要です。
振り返りで得られた気づきを記録し、後日の行動計画につなげることで、研修の効果を日常業務にまで波及させることが可能になります。
ポイント5.研修目標との関連性を明確にする
ゲームが単なる娯楽に終わらないよう、研修の目標や期待する成果との関連性を参加者に明確に伝えることが必要です。各ゲームの目的や、それによって身につくスキルを事前に説明することで、参加者の学習意欲を高めることができます。
研修全体を通じて一貫したメッセージを発信することで、参加者は学びの全体像を把握でき、より深い理解と実践につなげられるでしょう。
チームビルディング研修ゲームに関するよくある質問

研修担当者から寄せられる代表的な質問とその回答をまとめました。これらの情報を参考に、より効果的な研修企画を立案していただけます。
無料・短時間でできるチームビルディングゲームは?
コストを抑えて短時間で実施できるゲームとして、「自己紹介ビンゴ」「バースデーライン」「グッドアンドニュー」などがおすすめです。これらのゲームは特別な道具や事前準備が不要で、5〜15分程度で完了します。
「共通点探しゲーム」や「連想ゲーム」なども道具を使わずに実施でき、参加者同士の親睦を深める効果があります。また、「伝言ゲーム」や「人間知恵の輪」は、短時間でチームワークの重要性を体感できるため、研修の導入部分に最適でしょう。
これらのゲームを組み合わせることで、限られた時間と予算でも充実したチームビルディング研修を提供することが可能になります。
簡単なチームビルディングゲームは?
初心者でも理解しやすく、すぐに実践できるゲームとしては、「似顔絵ゲーム」「質問ゲーム」「メイク10」などがあります。これらのゲームはルールが分かりやすく、参加者の負担も少ないため、研修に慣れていないチームでも安心して実施できます。
「ペーパータワー」や「ブレインストーミング」も、身近な材料を使って手軽に始められるゲームです。複雑な戦略や高度なスキルを必要としないため、幅広い年齢層や職種の参加者に適用できるでしょう。
簡単なゲームから始めて徐々に難易度を上げていくことで、参加者の自信とモチベーションを段階的に高めることができます。
ワークショップでチームビルディングゲームを実施した成功事例は?
ある企業では新入社員研修で「マシュマロ・チャレンジ」を実施し、部署を越えた協力関係が生まれたという成果報告があります。ゲーム後の振り返りで、多様な視点の重要性を学んだ新入社員たちが、その後の配属先でも積極的にコミュニケーションを取るようになったとのことです。
別の企業では管理職向け研修で「マーダーミステリー」を活用し、論理的思考力と チーム内での情報共有スキルの向上を実現しました。複雑な情報を整理し、チームで協力して問題解決に取り組む体験により、実際の業務でも効果的な会議運営ができるようになったという評価を得ています。
これらの成功事例に共通するのは、ゲーム後の丁寧な振り返りと、学んだ内容を実務に活かすためのフォローアップ体制が整っていることです。
目的にあったゲームでチームビルディング研修を成功させよう!

チームビルディング研修の成功は、適切なゲーム選択と効果的な実施方法にかかっています。本記事で紹介した20のゲームと5つのポイントを参考に、あなたの組織の課題や目標に最適な研修プログラムを設計してください。
重要なのは、ゲームを単なる娯楽として捉えるのではなく、明確な学習目標を持って実施することです。参加者のレベルに合わせたゲーム選び、適切な時間管理・全員参加の雰囲気作り・振り返りの時間確保・そして研修目標との関連性の明確化により、期待する成果が得られます。
今回ご紹介したゲームの多くは、特別な予算や準備を必要としません。まずは簡単なものから始めて、チームの反応を見ながら徐々に内容を充実させていくことをおすすめします。継続的なチームビルディング活動により、強固で協力的なチーム文化を築いていきましょう。

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