会社の周年記念を社内イベントとして企画している担当者の方へ向けて、効果的な企画方法や成功事例、おすすめのプログラムを徹底解説します。この記事では、目的の明確化から準備スケジュール、予算計画、実施のポイントまで網羅。自社に最適な周年イベントを実現し、社員の一体感を高めるための参考として、ぜひ最後までお読みください。
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社内イベントで周年を祝う際の基本ガイド

会社の周年記念は単なる通過点ではなく、これまでの歩みを振り返り、未来への一歩を踏み出す重要な機会です。社内イベントとして周年記念を企画する際には、目的や対象、予算などを明確にしておくことが大切です。以下では周年記念イベントを成功させるための基本的な考え方をご紹介します。
周年イベントとは何か?社内向けと社外向けの違い
周年イベントとは、会社設立や創業から節目となる年数(5年、10年、20年など)を迎えたことを祝う行事です。社内向け周年イベントは、従業員の労をねぎらい、一体感を高めることを主な目的としています。一方、社外向けイベントは取引先や顧客との関係強化、ブランドイメージの向上を目指します。
社内向けイベントではチームビルディング活動や表彰式、記念パーティーなどが一般的です。社員同士のコミュニケーションを促進し、会社の歴史や価値観を共有する場となります。社外向けでは展示会や記念式典、記念キャンペーンなどを実施することが多いでしょう。
規模や予算に応じて、両方を兼ねた形で開催するケースも増えています。重要なのは何を目的にイベントを開催するかを明確にすることです。
いつから準備すべき?周年記念の社内イベント計画スケジュール
周年記念の社内イベントを成功させるためには、十分な準備期間を確保することが不可欠です。一般的には1年前から計画を始めることが理想的ですが、規模によっては6ヶ月前からでも可能です。
まずは1年前~9ヶ月前に企画チームを立ち上げ、目的や予算、コンセプトを決定します。8~6ヶ月前には会場選びや日程調整、プログラム内容の検討に入ります。5~3ヶ月前は具体的な準備段階で、招待状の送付や備品の手配、演出内容の詳細決定などを行います。
2~1ヶ月前には最終確認の時期です。参加者リストの確定やリハーサル、当日の役割分担などを細かく詰めていきます。急な変更にも対応できるよう、余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。
必要な予算とリソースの見積もり方法
周年記念の社内イベントを計画する際、予算の見積もりは重要なステップです。予算規模は会社の規模や周年の重要度、目的によって大きく異なりますが、一般的には従業員一人あたり1万円~5万円程度が目安となります。
予算項目としては、会場費、飲食費、記念品代、演出費(司会者や映像制作など)、装飾費、記録費(写真や映像)などが主なものです。これらの費用を事前に洗い出し、優先順位をつけて配分することが大切です。
また、予算だけでなく人的リソースも考慮しましょう。企画・運営チームの人数や、イベント当日のスタッフ配置など、誰がどの役割を担当するのかを明確にします。社内だけでは対応が難しい場合は、イベント会社やプランナーなど外部のプロフェッショナルに依頼することも選択肢の一つです。
周年記念で社内イベントを実施する目的

周年記念の社内イベントを開催する際は、単に「周年だから」という理由だけでなく、明確な目的を持つことが重要です。目的に沿ったイベント内容を計画することで、単なるお祝いの場以上の価値を生み出すことができます。ここでは周年記念の社内イベントを実施する主な目的について解説します。
社員に感謝の気持ちを伝え一体感を高める
周年記念の社内イベントの最も重要な目的の一つが、社員への感謝の気持ちを伝えることです。会社の成長や存続は社員一人ひとりの努力の積み重ねによるものであり、その貢献に対して感謝の意を表す絶好の機会となります。
感謝の気持ちを伝える方法としては、経営陣からのメッセージや特別表彰、記念品の贈呈などが効果的です。また、全員が参加できる食事会やレクリエーションを通じて、普段の業務では得られないリラックスした雰囲気の中で交流を深めることもできます。
社員が「自分たちの会社」という意識を持ち、一体感を感じられるようなプログラムを工夫することで、モチベーションの向上やチームワークの強化につながります。日頃の感謝を形にして伝える機会として大切にしましょう。
会社の歴史と理念を共有し帰属意識を強化する
周年記念イベントは、会社の歴史や創業の精神、企業理念を再確認し、社員と共有する絶好の機会です。特に入社年数の浅い社員にとっては、会社の歩みを知ることで自社への理解が深まり、帰属意識の強化につながります。
具体的な方法としては、写真や映像を使った社史の紹介、創業者や長年勤務している社員のインタビュー、重要な出来事を振り返るパネル展示などが効果的です。時には苦難を乗り越えてきた歴史を共有することで、「この会社の一員である」という誇りも育まれます。
また、周年を機に改めて企業理念や価値観を見つめ直し、全社員で共有することも大切です。歴史を知り、理念を理解することで、社員一人ひとりが会社の将来に向けて同じ方向を向いて進むことができるようになります。
次の10年に向けたビジョンを共有する
周年記念は過去を振り返るだけではなく、未来に目を向ける機会でもあります。次の5年、10年に向けた会社のビジョンや目標を社員と共有することで、全員が同じ方向を向いて歩んでいくための指針となります。
経営陣からの新たなビジョン発表や、次の周年に向けたプロジェクト立ち上げなど、未来志向の取り組みを周年イベントに組み込むことで、社員に新たな意欲や希望を持たせることができます。「次はこうなりたい」という目標を共有することで、日々の業務にも新たな意味が生まれるでしょう。
ビジョン共有の場としては、全体会議やワークショップ形式の意見交換会なども効果的です。社員からのアイデアを募ることで、自分たちが会社の未来を創っていくという当事者意識も高まります。過去の成功と失敗を踏まえ、次なる挑戦への決意を新たにする場としましょう。
部署を超えたコミュニケーションを活性化する
周年記念の社内イベントは、日常業務では接点が少ない部署間や拠点間の交流を促進する絶好の機会です。部署の壁を超えたコミュニケーションは、新たなアイデアの創出や問題解決につながる可能性を秘めています。
部署混合のチーム対抗ゲームや、普段とは異なる席順での食事会など、意図的に交流が生まれる仕掛けを用意することが効果的です。また、プロジェクトベースで部署横断的なチームを編成し、周年記念イベントの企画・運営自体を協働で行うのも良い方法です。
普段は別々に働いている社員同士が知り合い、互いの仕事への理解を深めることで、「自分の部署だけ」という意識から「会社全体」という視点へと広がります。これは組織の柔軟性や創造性を高めることにもつながり、長期的な企業成長の土台となるでしょう。
社外ステークホルダーにブランド価値を伝える
周年記念イベントは、取引先や顧客、地域社会などの社外ステークホルダーに対して、自社のブランド価値や企業姿勢を改めて伝える機会でもあります。社内向けイベントに一部社外の関係者を招待したり、社内イベントと連動した社外向け企画を実施したりすることで、関係強化につなげることができます。
具体的には、取引先や協力会社を招いた感謝パーティーの開催や、地域社会への貢献活動、顧客向けの記念キャンペーンなどが考えられます。これらの活動を通じて、「この会社と一緒に仕事をしたい」「この会社の製品やサービスを利用したい」という信頼感や親近感を醸成します。
社内イベントと社外向けの取り組みを効果的に連携させることで、社員のモチベーション向上と同時に、社外からの評価も高めることができるでしょう。周年という節目を、社内外の関係構築の好機と捉えて活用することが大切です。
周年社内イベントの成功事例10選

周年記念を社内イベントとして実施した企業の成功事例は、自社のイベント企画において貴重な参考になります。ここでは様々な業種・規模の企業が実施した印象的な周年イベント10選をご紹介します。それぞれの会社が目的に応じた独自のアプローチで社員の一体感を高め、記念すべき節目を祝っています。
事例1. 社員参加型の記念ムービーで一体感創出(ラクスル株式会社)
ラクスル株式会社では創業10周年を記念して、全社員が参加する記念ムービーを制作しました。各部署の日常業務の様子や、会社の歴史に残る重要な出来事、社員のインタビューなどを織り交ぜた内容で、撮影から編集まで社内プロジェクトチームが中心となって進めました。
このムービーは社内イベントだけでなく、採用活動や会社紹介の素材としても活用され、一石二鳥の効果を生み出しています。社員一人ひとりが主役になれる企画は、帰属意識の向上に大きく貢献したと評価されています。
事例2. 全社員参加の感謝祭で絆を深める(キューピー株式会社)
キューピー株式会社では創立100周年を記念して「100周年感謝祭」を開催しました。社員とその家族、OB・OGも含めた大規模なイベントで、会社の歴史展示、製品開発ストーリーの紹介、子ども向け工場体験など、多彩なプログラムが用意されました。
また、創業の精神を伝えるタイムカプセルの開封式も行われ、当時の社員の思いに触れることで、現在の社員たちも自分たちの仕事の意義を再確認する機会となりました。長い歴史を持つ企業ならではの深みのあるイベントとして、参加者の記憶に残っています。
事例3. 社員家族を招待した周年パーティー(株式会社カケハシ)
株式会社カケハシでは創立15周年を記念して、全社員とその家族を招待したパーティーを開催しました。普段支えてくれている家族への感謝を込めて、子どもから高齢者まで楽しめるプログラムを用意し、仕事場での社員の姿を家族に見てもらう機会としました。
社員家族同士の交流も活発に行われ、「会社」という枠を超えたつながりが生まれました。家族に会社を知ってもらうことで、社員自身も自分の仕事に誇りを持ち、家族の理解と支援を得やすくなるという副次効果も見られました。仕事と家庭の調和を大切にする同社の企業文化を象徴するイベントとなりました。
事例4. 記念グッズ製作で思い出づくり(株式会社ユーグレナ)
株式会社ユーグレナでは創業15周年を記念して、社員参加型の記念グッズ製作プロジェクトを実施しました。社内公募でデザインやアイデアを集め、Tシャツ、マグカップ、手帳など実用的なアイテムに会社のシンボルやメッセージを取り入れた特別なグッズを完成させました。
製作過程では部署を超えたプロジェクトチームが結成され、アイデア出しから製造業者の選定、配布方法の検討まで協力して進められました。完成したグッズは周年記念パーティーで贈呈され、その後のイベントでも統一感を生み出す要素として活用されています。形に残る記念品は、長期にわたって周年の思い出を呼び起こす効果があります。
事例5. アクティビティ型研修で組織力強化(BASFジャパン)
BASFジャパンでは日本進出50周年を記念して、社会貢献活動と組織力強化を組み合わせたユニークな周年イベントを実施しました。全社員が参加する「海の清掃プロジェクト」と銘打ち、チームビルディング要素を取り入れた環境保全活動を行いました。
この活動は環境保全と社員の一体感醸成を同時に達成し、地域社会への貢献と社内の結束強化という二つの目的を果たしています。社会的意義のある活動を通じて達成感を共有することで、通常の懇親会や式典とは異なる深い絆が生まれました。SDGsへの取り組みを重視する現代企業の価値観を体現した事例と言えるでしょう。
事例6. 社内表彰制度の特別版で貢献者を称える(福助株式会社)
福助株式会社では創業100周年を記念して、通常の社内表彰制度を拡大した「センチュリー・アワード」を実施しました。長年の貢献や革新的なアイデアの提案など、様々な角度から社員の功績を評価し、特別な賞と記念品を贈呈するものです。
表彰式は全社員が参加する記念パーティーの中で執り行われ、受賞者のエピソードや功績が紹介されました。長年の貢献が公に認められることで受賞者のモチベーションが高まるだけでなく、他の社員にとっても「こんな働き方が評価される」という指針になりました。百年企業としての誇りと、個々の社員の貢献を結びつける意義深いイベントとなりました。
事例7. 歴史を振り返る写真展とパネルディスカッション(イビデン株式会社)
イビデン株式会社では創立100周年を記念して、会社の歴史を振り返る写真展と歴代社長によるパネルディスカッションを開催しました。創業時の写真や歴史的な製品、当時の新聞記事など貴重な資料を展示し、会社の歩みを視覚的に追体験できる内容です。
また、社員からの質問コーナーも設けられ、世代を超えた対話が生まれました。過去の苦労や成功体験を共有することで、現在の社員が「自分たちはその歴史を引き継ぐ存在である」という自覚と責任感を持つきっかけとなりました。歴史ある企業の強みを活かした、深みのある周年イベントの好例です。
事例8. 社員旅行と記念式典の組み合わせ(株式会社ダイワ・エム・ティ)
株式会社ダイワ・エム・ティでは創立20周年を記念して、全社員を対象とした1泊2日の社員旅行と記念式典を組み合わせたイベントを開催しました。普段は別々の拠点で働く社員が一堂に会し、リラックスした環境で交流を深める機会としました。
特に懇親会では、普段接点のない部署同士の交流を促進するため、席替えやチーム対抗ゲームなどの工夫が凝らされました。「遊び」と「儀式」のバランスが取れたプログラム構成により、思い出に残るだけでなく、会社への理解や同僚との絆も深まる効果的なイベントとなりました。
事例9. 地域貢献型の周年イベント(株式会社エスキュービズム)
株式会社エスキュービズムでは創立15周年を記念して、本社がある地域の小学校でプログラミング教室を開催するという社会貢献型のイベントを実施しました。社員がボランティア講師となり、自社の技術やノウハウを活かして子どもたちに授業を行うというものです。
プログラミング教室の企画・準備・実施まで、全て社内のプロジェクトチームが担当。普段は異なる部署で働く社員が協力して教材開発や指導方法の検討を行い、部署間の交流促進にもつながりました。子どもたちの笑顔や真剣な姿に接することで、社員自身も自分の仕事の社会的意義を再認識する機会となりました。
このイベントは地域貢献だけでなく、将来の人材育成や企業イメージの向上にも寄与しています。単なるお祝いにとどまらず、会社の専門性を活かした社会還元を周年記念として行うという発想は、社員の誇りと一体感を高める効果的なアプローチと言えるでしょう。
事例10. タイムカプセルで未来へつなぐメッセージ(リョーユウ工業株式会社)
リョーユウ工業株式会社では創立30周年を記念して、次の周年(40周年)に向けたタイムカプセルプロジェクトを実施しました。全社員がメッセージや写真、未来予想図などを寄せ集め、10年後の自分や会社への期待を形にするというものです。
特に印象的だったのは、新入社員から役員まで全員が「10年後の自分への手紙」を書いたことです。個人の目標や会社への期待、同僚へのメッセージなどを綴ることで、長期的な視点を持つきっかけとなりました。タイムカプセル埋設式は全社員参加のセレモニーとして行われ、「未来に向けて一緒に歩んでいく」という一体感を生み出す効果的なイベントとなりました。
周年記念におすすめの社内イベント10選

周年記念を祝う社内イベントには様々な形があります。ここでは規模や予算、目的に応じて選べる10種類のイベント企画をご紹介します。それぞれに特徴があり、自社の文化や社員の特性に合わせて最適なものを選ぶことで、記憶に残る周年イベントを実現できるでしょう。広がるという効果が期待できます。
マーダーミステリー大会

マーダーミステリーは参加者がそれぞれ役割を演じながら事件を解決する参加型のゲームで、周年記念の社内イベントとして非常に効果的です。部署の垣根を超えたチーム編成で行うことで、普段接点のない社員同士の交流が自然と生まれます。
弊社「これからミステリー」にお問い合わせいただければ、会社の状況や周年イベントの目的に合わせたシナリオの提供も可能です。周年イベントでお悩みのご担当者さまはお気軽にご相談ください。

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社内運動会
社内運動会は老若男女問わず気軽に参加できる周年記念イベントです。部署対抗や混合チーム形式で実施することで、日常の業務では見られない社員の一面や隠れた才能を発見する機会となります。
会場は学校のグラウンドや公共の運動施設を借りることが多いですが、雨天対策として体育館やイベントホールを併用するのがおすすめです。社員の家族を招待して「ファミリー種目」を設けると、会社への理解促進にもつながります。運動が苦手な社員も楽しめるよう、応援賞や企画賞など多様な参加方法を用意しましょう。
謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、チームで協力して謎やパズルを解きながら目標を達成する知的アクティビティです。周年記念の社内イベントとして取り入れることで、社員のコミュニケーション力や問題解決能力を高めながら一体感を醸成できます。
チーム編成は部署混合で行い、様々なスキルや視点を持つメンバーが協力する場を作ります。専門の企画会社に依頼するか、社内で企画チームを結成して自作するかは予算と時間に応じて選択できます。参加者全員が達成感を共有できるため、チームビルディングとしての効果も高いイベントです。
社員感謝祭
社員感謝祭は、文字通り社員への感謝の気持ちを形にした周年記念イベントです。通常の表彰式や懇親会よりも規模を大きくし、社員とその家族を招待して会社全体でお祝いする形式が一般的です。
会場装飾や招待状も特別感を演出し、普段の社内行事とは一線を画した「ハレの場」を作り出します。長年勤続している社員には特別な記念品を贈呈するなど、個々の貢献を称える要素も重要です。社員一人ひとりが「この会社で働いていて良かった」と実感できるような温かい雰囲気づくりがポイントです。
バーベキューコンテスト
バーベキューコンテストは、屋外での開放的な雰囲気の中で社員同士の交流を促進する周年記念イベントです。部署やプロジェクトごとにチームを組み、料理の腕前や盛り付けのセンス、チームワークを競い合います。
自然の中でリラックスした雰囲気の中、普段の業務では見られない社員の一面を発見できる点が大きな魅力です。準備から片付けまで協力して行うことで、自然とチームビルディング効果も生まれます。週末に開催して家族も招待すれば、より家族的な雰囲気の周年イベントになるでしょう。
オリジナルTシャツ制作ワークショップ
オリジナルTシャツ制作ワークショップは、全社員が一緒に記念品を作り上げる参加型の周年イベントです。会社のロゴやスローガンをベースに、各自がアレンジを加えて世界に一つだけのTシャツを作る過程で、創造性を発揮しながら絆を深められます。
完成したTシャツは、その場で着用して記念撮影をしたり、社内に展示したりすることで達成感を共有できます。また、後日の社内イベントで着用することで一体感を演出することもできます。形に残る記念品を自分たちの手で作り上げる経験は、周年の思い出として長く心に残るでしょう。
部署対抗のプレゼン大会
部署対抗のプレゼン大会は、各部署が「会社の未来」「顧客満足度向上策」など特定のテーマについてアイデアを競い合う知的な周年記念イベントです。日常業務では表現しきれない創造性や提案力を発揮する場となり、会社の将来を社員全員で考える機会にもなります。
審査は経営陣や外部の有識者が行い、「実現可能性」「独創性」「プレゼン技術」などの観点から評価します。優勝チームには特別な賞品や、提案の実現化予算を与えるなどのインセンティブを設けると良いでしょう。業務改善や新規事業のアイデアが生まれる可能性もあり、単なる周年イベントを超えた価値を生み出せます。
ハイブリッド開催で全拠点をつなぐ周年イベント
複数の拠点や在宅勤務者がいる企業向けに、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型の周年イベントが注目されています。テクノロジーを活用して距離を超え、全社員が一体となってお祝いする新しいスタイルです。
拠点をつなぐクイズ大会や、同じ料理キットを事前に配布して行うオンライン調理イベントなど、物理的な距離を感じさせない工夫も効果的です。時差がある海外拠点の場合は、録画配信やリレー式のイベント形式も検討しましょう。全員が平等に参加できる包括的な周年イベントは、グローバル企業や分散型組織の一体感醸成に大きく貢献します。
周年記念タイムカプセル企画
タイムカプセル企画は、現在の想いや姿を未来に伝える意義深い周年記念イベントです。社員一人ひとりが次の節目(5年後、10年後など)に向けたメッセージや写真、小物などを集め、未来の自分たちへのタイムカプセルを作成します。
完成したタイムカプセルは、社屋の敷地内や象徴的な場所に埋設または保管します(埋設には事前に自治体への確認や手続きが必要な場合があります)。また、埋設式を全社員で行うことで一体感を高めます。
次の周年記念でタイムカプセルを開封する際には、当時の記憶を呼び起こし、会社の成長を実感する感動的な瞬間となるでしょう。過去と未来をつなぐ象徴的なイベントとして、周年記念にふさわしい深みのある企画です。
記念ムービー制作イベント
記念ムービー制作は社員全員が参加できる創造的な周年記念イベントです。会社の歴史や日常、社員の声などを映像に収め、周年を記念する作品を全員で作り上げる過程そのものがチームビルディングとなります。
撮影は各部署の業務風景や社員インタビュー、会社の歴史を振り返るシーンなど、多様な要素を含めると良いでしょう。編集はプロに依頼するか、社内に詳しい人材がいれば担当してもらいます。完成したムービーは周年記念パーティーで上映し、その後も採用活動や会社紹介の素材として活用できる点も魅力です。全社員が思い出の一部となる映像を共有することで、強い一体感を醸成できるでしょう。
周年社内イベントを成功させるためのポイント

周年記念の社内イベントを成功させるためには、事前の準備と当日の運営、そしてフォローアップまで一貫した対応が必要です。ここでは多くの企業の実践例から導き出された、周年イベントを成功に導く6つの重要なポイントを解説します。これらのポイントを押さえることで、思い出に残る意義深い周年記念イベントを実現することができるでしょう。
明確な目的設定と企画段階からの社員巻き込み
周年記念イベントを成功させる第一のポイントは、明確な目的設定と早い段階からの社員参加です。「なぜこのイベントを行うのか」という目的を経営層と共有し、それに沿った企画内容を考えることが重要です。単に「◯周年だから」という理由だけでは、社員の心に残るイベントにはなりません。
また、企画段階から多様な部署の社員を巻き込むことも成功の鍵です。プロジェクトチームを結成し、若手からベテランまで幅広い層の意見を取り入れることで、多くの社員が「自分たちのイベント」と感じるようになります。準備段階からの参加は当事者意識を高め、イベント当日の盛り上がりにもつながるでしょう。
開催6ヶ月前からの計画的な準備スケジュール
大規模な周年イベントを滞りなく進めるためには、十分な準備期間と詳細なスケジュール管理が欠かせません。理想的には開催の6ヶ月前から具体的な準備を始め、段階的に詳細を詰めていくことをおすすめします。
1ヶ月前からは最終確認の時期となり、参加者リストの確定、当日の役割分担の明確化、リハーサルの実施などを行います。2週間前には突発的な変更にも対応できるよう、余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。計画的な準備は当日のトラブル防止につながり、運営側も余裕を持ってイベントを楽しむことができます。
外部サポートサービスの効果的な活用方法
周年記念イベントの規模や内容によっては、すべてを社内リソースで対応するのは難しい場合があります。そのような時は、外部のサポートサービスを効果的に活用することで、プロフェッショナルなイベントを実現できます。
他にも、司会者や写真・映像記録、音響・照明、ケータリングなど、専門性の高い分野は外部プロに依頼することで、イベントの質が格段に向上します。特に記録用の写真や映像は、後々の社史編纂や採用活動などでも活用できるため、プロのカメラマンに依頼する価値は高いでしょう。
外部サービスを活用する際のポイントは、自社の企業文化や周年イベントの目的を明確に伝えることです。事前の綿密な打ち合わせを通じて、会社の雰囲気に合ったイベントを共に創り上げるパートナーとして協働することが大切です。
参加しやすさを重視した日程と会場選び
周年記念イベントを成功させるためには、できるだけ多くの社員が参加できるような配慮が必要です。日程と会場選びは、参加率を大きく左右する重要な要素となります。
会場選びでは、アクセスの良さと収容人数、予算のバランスが重要です。本社から遠い場所の場合は送迎バスを手配するなど、参加のハードルを下げる工夫をしましょう。また、複数拠点がある企業では、オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド形式も検討価値があります。
会場のレイアウトや設備も重要です。交流促進が目的なら、立食形式や自由に移動できるスペース構成が効果的です。式典や表彰が中心なら、全員が見やすい座席配置と良好な音響・映像設備が必要となります。事前に会場下見を行い、イメージ通りのイベントが実現できるか確認することをおすすめします。
思い出に残る記念品や写真・映像の記録計画
周年記念イベントの感動や記憶を長く残すためには、記念品や写真・映像による記録計画も重要な要素です。これらは単なる「お土産」ではなく、会社への帰属意識を高め、周年の意義を継続的に感じさせる役割を持ちます。
写真や映像の記録は、当日の様子を後から振り返るだけでなく、次の周年に向けた社史の一部としても価値があります。プロのカメラマンや映像クルーを手配し、公式記録として残すことをおすすめします。同時に、社員が自由に撮影できるフォトスポットやインスタ映えするコーナーを設けることで、SNSでの自発的な発信も促せます。
イベント後には記録写真や映像をまとめたフォトブックやダイジェスト動画を作成し、社内で共有するとよいでしょう。社内報や社内ポータルサイトでの特集も、イベントの余韻を長く持続させる効果があります。形に残る記録は、会社の歴史の一部として次世代にも引き継がれていく財産となります。
イベント後のフォローアップと効果測定
周年記念イベントの価値を最大化するためには、イベント当日で終わりではなく、その後のフォローアップと効果測定まで視野に入れた計画が重要です。適切なフォローアップにより、イベントの効果を持続させ、次のアクションにつなげることができます。
イベントで生まれたアイデアや提案を具体的なアクションにつなげることも重要なフォローアップです。例えば部署間交流を促進する定期イベントの開始や、社員から出た業務改善案の実行など、イベントを一過性で終わらせず、その後の組織活性化に活かす視点を持ちましょう。次の周年に向けた長期的な視点で効果を評価し、継続的な組織開発につなげることができれば、周年イベントの真の価値が発揮されます。
周年社内イベントに関するよくある質問

周年記念の社内イベントを企画する際、多くの担当者が同じような疑問や課題に直面します。ここでは企業の担当者からよく寄せられる質問とその解決策をQ&A形式でまとめました。実践的なアドバイスを参考に、自社に最適な周年イベントを計画してください。
小規模会社の周年イベントはどう企画すべき?
小規模会社でも意義深い周年イベントを実施することは十分可能です。むしろ少人数だからこそできる、アットホームで全員参加型のイベントを計画しましょう。予算や人員に限りがある場合は、「選択と集中」の考え方が重要です。
まず、目的を明確にして、何に重点を置くかを決めます。例えば「社員の団結力強化と感謝」を主目的とするなら、外部への広報活動は最小限に抑え、社内イベントの質を高めることに集中します。全員が何らかの役割を担当することで、準備段階から一体感を醸成することもできます。
場所については、社内スペースの活用や近隣の小規模会場を利用することでコストを抑えられます。食事は豪華なケータリングではなく、全員で作る料理教室やBBQなど、共同作業を通じた交流を楽しむスタイルも有効です。
小規模ならではのアイデアとしては、全社員での1泊旅行、創業者や社長自宅でのホームパーティ、地元の名所でのアクティビティなど、大企業では難しい親密なプログラムが考えられます。少人数だからこそ全員の声を拾い上げ、一人ひとりが主役になれるイベントを目指しましょう。
オンラインでも盛り上がる周年イベントのコツは?
リモートワークの普及により、オンラインでの周年イベントを検討する企業も増えています。物理的な距離を超えて全社員が参加できる利点がありますが、画面越しでも一体感や特別感を生み出すためには工夫が必要です。
まず技術面での準備が重要です。安定した配信環境の確保、参加者全員が操作に慣れるための事前レクチャー、トラブル対応チームの設置などが基本となります。複数拠点をつなぐ場合は、時差への配慮も欠かせません。
コンテンツ面では、一方的な配信ではなく双方向のやりとりを多く取り入れましょう。チャット機能を活用した質疑応答、ブレイクアウトルームでの少人数交流、リアルタイム投票やクイズなど、参加型の要素が重要です。長時間の配信は集中力が続かないため、30分程度のセッションに区切り、休憩を挟むプログラム設計がおすすめです。
オンラインならではのアイデアとしては、事前に同じ食事キットや記念品を自宅に配送して「同じものを共有する体験」を作る、バーチャル背景を統一する、オンライン上で協力して何かを作り上げるワークショップなどが効果的です。画面の向こうにいる人との繋がりを実感できる演出を心がけることで、オンラインでも心に残る周年イベントが実現できます。
お客様向けのおすすめ周年イベントは?
周年記念は、社内だけでなくお客様や取引先など社外のステークホルダーとの関係強化にも絶好の機会です。社内イベントとは異なる視点で、会社の価値やブランドを伝えるイベントを企画しましょう。
まず基本となるのは、感謝の気持ちを形にした記念パーティーや式典です。長年のお付き合いがある顧客や取引先を招待し、丁寧なおもてなしと感謝のメッセージを伝えます。会社の歴史や発展に貢献した重要顧客への表彰を行うことも効果的です。
業種や顧客層に合わせた特別企画も検討価値があります。例えばBtoC企業なら期間限定の記念商品や特別キャンペーン、工場見学や体験イベント、記念コンテストなどが考えられます。BtoB企業なら、業界セミナーや技術展示会、ビジネスマッチングイベントなどが適しています。
社会貢献と連動させた周年企画も好評です。地域清掃や植樹活動、チャリティイベントなどを顧客と一緒に行うことで、企業の社会的責任をアピールしながら絆を深められます。どのようなイベントでも、「お客様と共に歩んできた歴史」「これからもお客様と共に成長していきたい」というメッセージを伝えることが重要です。
社員全員が楽しめる周年イベントの工夫とは?
周年イベントを真に意義あるものにするためには、年齢や部署、役職に関わらず、社員全員が楽しめる工夫が必要です。多様な社員構成を考慮した、包括的なプログラム設計がポイントです。
まず、企画段階から様々な部署や年代の社員を巻き込み、多様な視点を取り入れることが大切です。若手からベテラン、営業から技術部門まで、バランスの取れたプロジェクトチームを結成しましょう。事前アンケートで社員の希望を聞き取り、プログラムに反映させることも効果的です。
イベント内容としては、一つのプログラムだけに頼らず、複数の選択肢を用意することがおすすめです。例えば、アクティブに体を動かしたい人のためのスポーツ企画、じっくり話し合いたい人のためのディスカッションコーナー、創作活動を楽しみたい人のためのワークショップなど、並行して実施することで個々の好みに対応できます。
また、参加の度合いも選べるようにすることが重要です。積極的に前に出るのが苦手な社員でも、観覧者やサポート役として参加できるよう配慮しましょう。表彰やスピーチなどのプログラムも、一部の人だけが注目される内容ではなく、できるだけ多くの社員が何らかの形で関われる工夫が必要です。
全員で共有できる感動も重要です。全社員の顔が入った記念モザイクアート、皆で作る音楽やパフォーマンス、会社の歴史を振り返る映像など、「一緒に作り上げた」という共通体験が、最も強い一体感を生み出します。
自社に合った周年社内イベントを開催しよう

会社の節目を祝う周年記念は、単なるお祝いの場ではなく、社員の一体感を高め、会社の歴史と未来を共有する貴重な機会です。
本記事では、周年イベントの基本ガイドから成功事例、おすすめのイベント企画、成功のポイントまで幅広くご紹介しました。成功の鍵は明確な目的設定と計画的な準備、そして社員の積極的な巻き込みにあります。
自社の規模や文化、予算に合わせたイベント選びで、記憶に残る周年記念を実現し、次の周年に向けた組織の結束力を高めていきましょう。

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